このEnglish Campの目的
- 海外の語学研修に行くかわりに、大崎上島の瀬戸内グローバルアカデミーが、あたかもアメリカでホームステイしたような日常環境をつくり、参加者に英語での生活を味わってもらいます。英語で話しかけれらた時に、硬くなることなく、また、構えることなく、自分で知っている単語を使い自分なりに返事ができるように努力してみます。
- 日本の英語教育は、「いわゆる英語を教室で教えている」のですが、このCampでは、このような従来の中学英語教授法にはない「生きた楽しい学習方法」を採用します。それは、日本語で習う教科を英語で上乗せするのです。自分が既に知っている知識を英語で説明できるようにするのです。
例えば、理科の教科で、みんなは「光合成」を知っています。しかし、この説明を英語で聞いたことはないですね。光合成(photosynthesis)という単語だけでなく、酸素(oxygen)、水素(hydrogen)、光(light)、デンプン(starch)など、光合成を説明するためには必要な語彙があります。でもこれらを丸暗記するのではなく、光合成の説明を聞き取り、また自分でも他者に説明できるようにするのです。
これは、日本語、英語両方で知識を集積していく学習方法です。学習者は説明を聞いてくれる他者が理解してくれるかどうか、ドキドキします。でも自分が頑張ってした説明が相手に通じたら、どんなに嬉しいことか。これが生きた英語であり、英語がコミュニケーションのツールであることの証です。また、数学においては、日本の大学生が (X+Y)²=X²+2XY +Y² を英語で言えますか。日本語では言えても、これを英語で学習していないので、普通は言えません。では、日本語で知っている数学の基本を英語で知ると、もっと楽しくなります。
算数の文章題も日本語で理解できても、英語で聞くとなかなか難しい。その英語が理解できなければ、答えが出せません。それは数学(算数)の力がないからではなく、言語的思考力がないからです。「鶴亀算」を英語で説明してもらい、自分で理解し、その解答の導き方を英語で説明できれば、どれほど楽しいか。
これが生きた英語です。 - お昼からは、SUPや海水浴など、大崎上島の大自然を謳歌するプログラムを用意します。
- 夕食後は、個別に学年に合わせたレベルの復習をします。
お問い合わせ先
瀬戸内グローバルアカデミー
Mail: sga@aust.jp
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